4月2日に、参加者9名で宝尾に入り、探索、整備を行いました。権現への参道、宝尾集落内の道(一部)、宝尾峠への道を整備しましたので、是非一度訪れて下さい。
特記事項は、以下の通りです。
①宝尾から宝尾峠に続く道が、痩せてきていましたが、トグワで拡幅しました。完璧ではありませんが、通行には支障がありません。
②宝尾峠~宝尾山(烏とまらず)までの稜線は、綺麗な尾根が続きます。ただし、後半は林道が近くを通ったりして、少しうるさいです。なお、途中にあったとされる一乗寺の痕跡(下の地図(川上通信より転載)には、記載なし)は、稜線より少し下に、平坦地が認められる位で、はっきりとしたものは見当たりませんでした。
③宝尾山から下りた後、集落の奧の「おだらのだん」(本堂屋敷などがあったとされる)まで行ってみました。途中は、竹林から植林に変わり、歩き易くなります。「あんだら」「おだらのだん」の辺りは、平地が広がり、昔は建物があったと想像されますが、残念ながら、その痕跡を示すものは、見つかりませんでした。
④その後、集落内の道を塞ぐ倒れた竹を片付けながら、権現の参道へ。倒れた竹で塞がれていた参道を綺麗に片付けました。また、参道近くにあるらん搭場へのアプローチなどを整備しました。なお、集落跡内には、石垣が詰まれた何段もの平地があり、かなりの規模の集落があったものと想像されます。